生徒たちは、講師の先生方の指導を受けながら、そば打ちの一連の工程に挑戦しました。
工学探究科2年5組における名人の工程を紹介します。
1. 準備(粉ふるい)
粉のダマを取り除き、空気を含ませて水と馴染みやすくします。
・そば粉と打ち粉(つなぎの小麦粉)を合わせて、ふるいに掛けます。
2. 水回し(みずまわし)★最重要工程!
そば打ちの出来栄えの8割が決まると言われる非常に重要な工程です。
・準備した水の約80%を粉全体に一気に回しかけます。
・指先を立てて、粉と水を素早く全体に混ぜ合わせます(練らずに、パラパラとした小粒のパン粉状を目指します)。
・残りの水を少しずつ加えながら調量し、粒が米粒〜小豆くらいの大きさになるまで均一に水を行き渡らせます。
3. こね(まとめ・菊ねり)
粒状になった生地を一つにまとめ、空気(気泡)を抜いてなめらかにします。
・散らばった粒を寄せ集め、手のひらの腹を使って押しつぶすように練り込んでまとめます。
・菊ねり(きくねり): 生地を回しながら外側から中心へと折り込み、ひだ(菊の花のような模様)を作りながら空気を抜いていきます。
・最後にひだを中心に押し込み、表面がツルッとしたきれいな円錐形(へそ形)にします。
4. 地のし(地のし・丸のし)
丸い形を保ちながら、均一な厚さの円形に広げていきます。
・円錐形の頂点を上から手で押しつぶし、綺麗な円盤状にします。
・手のひらを使って外側へ向けて押し広げ(地のし)、ある程度の大きさになったら「麺棒」を使って綺麗な丸形に均等に広げます(丸のし)。
5. 角出し(四角にする)
丸い生地を四角形(長方形)へと形を整える工程です。
・麺棒に生地を巻き付け、手前 rotational から奥へと転がしながら圧力をかけます。
・巻き直して90度向きを変え、同様に転がします。これを繰り返すことで、丸かった生地の四隅が伸びて綺麗な四角形になります。
6. 肉分け・本のし(厚みを均一にする)
生地全体を目的の厚さ(一般的には1.5mm〜2mm程度)まで均一に薄く伸ばします。
・打ち粉を適量振りながら、麺棒を使って中心から外側へ優しく均等に生地を伸ばしていきます。
・手で触って厚みのムラがないか確認します。





