工業の学習を一歩前進した
「工学」として学びたい
主に実習や実技などを通して、工業の学習を一歩前進した「工学」としてとらえる学びを重要視しています。男子と女子を募集するⅠ類には令和6年度に「ITエキスパートコース」令和7年度に「スポーツエキスパートコース」を新設。男子のみを募集するⅡ類には令和6年度に「キャリアクリエイトコース」を新設しました。1年次の学習を踏まえ、2年次からのコースは生徒一人ひとりが自分にあったコースを選択します。
Ⅰ類 男女 計90人
Ⅱ類 男子 110人
合計 200人
Ⅰ類
IT エキスパートコース
IT教育を主体とした実践教育を通じて、AIやIoT等のデジタル活用技術を育成し、各種資格の取得に取り組みます。企業が求める即戦力として活躍できる人材の育成を目指します。
スポーツエキスパートコース
スポーツ医科学の専門家を講師に迎え、スポーツにおける競技力の向上やスポーツを通じた健康づくり等のために必要なメディカル・スキル・栄養などに関する知識を学びます。生徒一人ひとりの「スポーツストーリー」を明確にし、その実現に向けた学びを得ることで自己実現を目指します。
Ⅱ類
機械コース
機械メンテナンスや保守管理などの知識理解や技術習得のため、カリキュラムは電気や電子機械、生産管理に関する内容が中心です。ものづくりの基本的知識・技術・技能を学ぶとともに、その楽しさを感じながら、将来のエンジニアを目指します。
電気コース
施設建設や機械設備の導入等の現場では、電気工事が必要不可欠です。電気系の基礎・技術・技能を身に付け、全員が電気工事士等の資格取得を目指します。
ロボットコース
ロボット工学の全般的な基盤となる、機械制御、電子制御、コンピュータ制御等の基礎を学びます。ロボットを製作したり、ロボットを動かすための機械、電気・電子、情報などの各分野の知識の学習をしたりして、様々な仕組みや技術を学びます。
キャリアクリエイトコース
工学の基礎を踏まえた上で、高い実践能力を兼ね備えたエンジニアの育成を目標としたカリキュラムとなっています。実際の企業現場での豊富な実習経験を通じて、最先端の技術や技能などに触れることで、主体的な学びを実現します。
在学中に取得できる主な資格
IT 系
- IT パスポート
- IT に関する基礎的知識を証明する国家資格です。
- 基本情報技術者試験
- 実際にシステムをつくる能力を確認するIT 技術者向けの国家資格です。
- アマチュア無線講習
- 必要性が改めて見直されている無線通信の資格です。
- 第2級陸上特殊
無線技士 - 陸上で電波を利用する無線設備の技術的な操作を行う際に必要な資格です。
- 日本語ワープロ検定
- Wordによる文書作成、スキルの向上を目指します。
- 情報処理技能検定
- Excelによる表計等スキルの向上を目指します。
技術系
- ガス溶接講習
- 可燃性ガスを燃焼させ、その熱を利用した溶接技術です。
- アーク溶接講習
- 電気の放電現象を利用した溶接技術のひとつです。
- 計算技術検定
- 基本的な計算技術の資格です。電卓を駆使して合格を目指します。
- 危険物取扱試験
- ガソリンや灯油など身近な危険物を取り扱います。
- 第一・二種
電気工事士 - 電気に関する資格は多くありますが、まずはこの資格から!
- 機械製図検定
- 機械製図の知識・技能を取得しているかの目安になります。
機械運転系
- 玉掛特別教育
- クレーンのフックに荷物を掛けるためには資格が必要です。
- 小型フォークリフト
特別教育 - 1トン未満のフォークリフトを運転できます。
- フォークリフト
運転技能講習 - これで全てのフォークリフトを運転できます。
- 小型車両特別教育
- ミニタイヤショベル(3t未満)等の運転に必要な資格です。
- 高所作業車特別教育
- 工場や建設の場で高所作業を行うには必須の資格です。
- クレーン特別教育
- クレーン作業には欠かせない運転資格の一歩です。
その他
- 数学検定
- 理論的思考を養えます。2級取得を目指します。
- 英語検定
- 読む、書く、聞く、話すをバランスよく伸ばします。
- 漢字検定
- 年1回は本校生全員が受検します。(その他の回は希望者)